気になる症状があるなら精神病診断【診断の見極めが難しい病気】

気がつけば数年経過

ハート

心配しているのを伝える

精神病である統合失調症は、急激にわけの分からない行動をとったり、あるはずのないことを信じたりすることがよくあります。ほかにも、徐々に様子がおかしくなり、生活習慣が乱れたりします。家族の立場からこうした様子を見たとき、何が起こったかわからずに、すぐに外部に手助けを求めようと考えられる場合は問題ありません。病院にいけば、精神病かどうかの診断ができ、それに応じて治療をスタートできるからです。しかし、症状の現出によっては、原因探しや神頼み、情報収集などをしているうちに、受診しないまま何年も経過することもあります。精神病である統合失調症や双極性障害は、比較的、症状の進行が速いとされている病気です。そのため、早期に受診し、診断名がつくことで、軽症のうちに症状を抑え、再発防止など、状態をコントロールしていくことが可能です。精神科を受診すること、精神病だと考えたくないなど、葛藤する部分は多いですが、入院を避けるという意味でも早く病気を発見することが大切です。精神病とそうでない精神疾患の違いは、本人が病気を自覚しているかどうかにあります。そのため、精神病の場合は、自覚がないので診断以前に、受診を拒むことが多いです。そんな時、家族がだまして病院へ連れて行ったり、本人を脅したりすることは避ける必要があります。もし、そんな言動をすれば、家族に対して、不信感を募らせて、カラに閉じこもってしまうので注意が必要です。逆に、本人に対して、腫れ物を触るように接しても、同じことが起きます。無理に受診させられ、精神病だと診断を受けると、病気を治そうという気持ちも湧いてきません。まずは、本人の話に耳を傾ける姿勢が必要です。根気よく説得を続けていくことが大切になります。どうしても無理な場合には、家族だけで、地域の保健所や精神保健福祉センターなどに相談にいきます。ただし、危険が迫っているような状態であれば、強制入院させるほかない場合もあるので注意が必要です。そこまで、重症化する前に、本人が主観的に感じるような不眠などの症状を引き合いに出して、上手に誘導していきます。